バーアテールについて
「バーアテール(Barre au sol)」とはフランス語で【床のバー】という意味です(英語では、フロアーバーともいいます)。 これは、バレエのレッスンを床で寝た状態に転換させ、行っているという意味になります。

バレエ上達の早道レッスン

お姫様レッスンを床で

よい姿勢とは、背筋・首のラインが真っ直ぐに伸びてスッキリと見える状態。
ヨーロッパ貴族のお嬢様達は頭に本を載せて
落とさないように歩く練習をしたといいます。
バーアテールクラスを行うことによって骨盤が整って
姿勢を真っ直ぐに保ち上半身が揺れない体幹をきたえることができます。

日常の美しい姿勢を保てるようになると、エレガントレディへの仲間入りです。

コマネチを伸ばす

股関節や足の付け根(コマネチ)を伸ばすさまざまなストレッチが行われます。
この鼠蹊部(コマネチ)を伸ばすことは重要な課題です。
それぞれの骨盤の角度をムリをさせずにゆっくり行うと、足の細胞さえも変化が起きているのがわかります。
バーアテールトレーニングによりコマネチが伸び、真のターンアウトですっきりとしたポジションを行えるようになります。

歴史

バーアテールは、1954年頃ボリス・クニアゼフという人が考案したトレーニングで、サーカスのために用いられたともいわれています。フランスではバレエダンサーはもちろん、舞台俳優やスケート選手、ファッションモデルなど、人目にさらされる職業の方が、これに取り組んでいました。現在も、バレエは踊れないけれど、バレリーナと同じトレーニングをすることで美しくありたいと願うおしゃれなマドモアゼルやマダム達から愛好されている、ポピュラーなエクササイズです。

バーアテールをレッスンに取り入れたい講師の方向けのインストラクタークラスもあります。
カラダが固すぎて他の皆さんとは別メニューで取り組みたい方や、レッスン時間の都合が合わない方にはパーソナルレッスンもあります。

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林式バーアテールについて〜私のバーアテールのあゆみ〜

私は30年間、自分のバレエテクニック向上のために、この素晴らしくかつ大変なクニヤゼフメソッドに取り組んでまいりました。
クニヤゼフメソッドほどバレエに適合したエクササイズは他になく、これほど自分が磨かれていくことを実感できる練習は他にありません。バーアテールは私のバレエの道のりをいつも杖となって支えてくれた、正に恩師そのものです。
私の最大の欠点は、骨盤を正さなくては改善がありませんでした。言葉にすれば一言ですが、骨盤というものは座っている間でさえ正しい場所に固定されていません。まして、バレエのような色々な足の動きをしている間など…。だからこそ、どれだけ長い年月やり続けても、まだ終わることがないのです。しかし、バーアテールレッスンにより、骨盤だけではなく背中も肩・腰・足も確実に大きく改善しました。

【バーアテールとの出会い】

私がはじめてこのエクササイズを教わったのは、ざっと30年ほど前。故・青山みどり先生からでした。 自分の欠点が何なのかわからず、無闇に努力していた私は基本の巨匠・Y先生にこっそりと、「このダメダメな私を何とかしてください!」と、泣きついて、個人レッスンを受けていました。
しかし、そのY先生もついに「あゆみちゃん、バーアテールというのを青山先生がやっているから、あなたはそれを習ってきて!それをやってくれなかったら、いくら私でもあなたを治せない…」そういわれた私は、初対面の青山みどり先生の教室へすぐに向かいました。それが、私とバーアテールレッスンとの出会いでした。
初めて行ったバーアテールレッスンはアームスや脚をひたすら動かし、寝たり起きたりの繰り返し。音楽のテンポについていくのもやっとで、自分で何のためにやっているのか、全く分かりませんでした。そして半年ほどたったある日、バレエ団の仲間の男性舞踊手から「あゆみちゃん、最近何か変わった?」といわれました。要するに私の体のよい変化が、他人から見て分かるようになったのが、半年ほどたった頃だった、というわけです。

さらに2年くらいが過ぎた頃、いよいよ本場フランスへ行ってバーアテールを習うことになりました。フランスでバーアテールを教えてくださったジャクリーヌ先生は、パリではバーアテールの第一人者で、オペラ座のエトワールの方々もレッスンに来ていました。
本場パリの巨匠・ジャクリーヌ先生の指導はとても細かく、よく通る早口であらゆる間違いを正しながらしょっちゅう怒鳴っていたので、戦々恐々としながらレッスンを受ける日々。日本人同士息を抜ける仲間が欲しかったのですが、このジャクリーヌ先生のバーアテールだけは、継続する日本人バレリーナがおらず、私がどれだけバーアテール仲間が欲しくても、当時は皆さん去って行きました…。

【バーアテール指導のきっかけ〜先生からの遺言〜】

私がバーアテールの指導に当たるようになったきっかけは、急性白血病による恩師青山みどり先生の入院でした。「良くなるまではお願いね…」との仰せで、毎週土曜日朝のクラスを引き継ぎました。
それからおよそ1〜2年。青山先生は入退院を繰り返しながら、命を懸けてバーアテールレッスンの指導をしてくださいました。
そして、先生が亡くなられた後。先生が書き留めていたメモや録音されていたテープなど、段ボール5〜6箱ほどのバーアテールに関する資料が私の家に送られてきました。
そこには、当時フランス語が分からないまま、ただ目で見て覚えただけの私では知り得なかったテクニックや、青山先生の緻密な観察眼で紐解かれたバーアテールの決まりごとが事細かに書かれていました。それを見て、青山先生の並みならぬ情熱と信念を深く感じたのです。
「これは、青山先生からの遺言なのだ…これを引き継いで後進に伝えていくことこそが恩返しになるのだ…」
そう思い、私の生徒さんたちにも教え始めました。
そして、自分自身のためにもこのエクササイズを行いながら、
「もっとわかりやすい指導をするには…」「カラダの変化を実感できる効果をもたらすには…」「今自分の体がどのような状態なのか理解させる言葉は…」
そうして、試行錯誤の末到達したのが、現在の“林式バーアテール”です。

林式バーアテールは、日本人にとって困難なバレエポジションを「今すぐに」ではなく「いつの日か絶対」「少しずつ確実に」体得していくエクササイズです。従来のバーアテールに大きな改定を加えることで日本人の誰にでも『越えられなかったカラダの壁をくずしていくエクササイズ』となりました!
これをお届けするのに、実に24年を必要としました。
そして今、バーアテール00を受けた皆様から「とてもよかった」という声をいただいております。「バーアテールがこんなにも自分にとってよいものだと、はじめてわかりました」と、毎回多くのバーアテールクラスを受講した方から「なくてはならないレッスン」と、愛してもらえるまでになりました。
「皆が嫌いなこと」を「皆が好きなこと」に変えることができた今「これをもっと多くの方に広めたい」「日本のバレエの基礎的なポジションをもっと素敵にしたい」という想いでいっぱいです。これからはこの一念で、もっと楽しみやすく受け入れやすいエクササイズとして発展させていきたいと考えております。

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